阿倍野区の婦人科 がん検診はなかおかレディースクリニックへ[昭和町駅]

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がん検診

がん検診について

がんは早期の発見が非常に重要です。
自覚症状がなくても、異常を認めることがありますので、定期的な検診をお勧め致します。

大阪市のがん検診推進事業について

現在、大阪市民で下記の生年月日に該当する女性のかたは当院にて市が実施している子宮頸がん検診を無料で受けていただくことができます。
「検診手帳」「がん検診の無料クーポン券」をご持参の上、ご来院ください。

平成25年度子宮頸がん検診対象者の年齢と生年月日

年齢は、平成25年4月1日時点の年齢です)

年齢 生年月日
20歳 平成4(1992)年4月2日~平成5(1993)年4月1日
20歳 昭和62(1987)年4月2日~昭和63(1988)年4月1日
25歳 昭和57(1982)年4月2日~昭和58(1983)年4月1日
35歳 昭和52(1977)年4月2日~昭和53(1978)年4月1日
40歳 昭和47(1972)年4月2日~昭和48(1973)年4月1日
  • 子宮頸がん検診

    問診・診察・細胞診(頸部)

    子宮頸がん検査は、軟らかい綿棒で子宮の出口表面をこすり細胞を採取します。
    通常は検査時にほとんど出血や痛みはありません。

また、20歳以上の女性の方は、子宮頸がん検診を2年に1度、400円で受けることができます。

主ながん検査

  • 子宮頸がん検査(子宮頚部細胞診)
  • 子宮体がん検査(子宮内膜細胞診)
  • 経膣超音波検査(子宮・卵巣)
  • HPV(ヒトパピローマウィルス)検査

子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)とは?

子宮にできるがんには、子宮頸がん子宮体がん(子宮内膜がん)があります。
子宮頸がんは、子宮の入り口にでき、子宮体がんは子宮内膜から発症します。
高齢者にも発症しますので、定期的な検査による早期発見が大切です。

子宮頸がん

子宮頸がんとは子宮の入り口にできるがんです。初期の子宮頸がんでは、自覚症状が普通ありません。
子宮頚がんが進むと、不正出血がみられたり、異常なおりものが増えたりします。
子宮頚がんの発生にはヒトパピローマウイルスの感染が深く関わっています。
このウイルスは性交渉で感染し、ほとんどが一過性で自然に治るのですが、感染が長く続くと異型成と呼ばれる前がん状態になるとされています。

たとえ異型成が生じても、自然に消えるものも多く、また、長い間変化しないものもあります。
異型成は細胞診によってわかりますので、子宮頚がんの検診を受けることは、がんの早期発見に有効なだけでなく、がんになる前の状態からの発見にもつながります。
このため、年齢に関係なく、性経験のある方は、全く症状が無くても年に1度は子宮頸がんの検診を受けることをおすすめします。

子宮体がん

子宮体がんは閉経後の方に多いのですが、主な症状は出血です。
閉経後で出血がみられた方は子宮体がんの検診も受ける必要があります。
また、子宮体がんにもがんになる前の段階として、子宮内膜増殖症という良性の病気があります。
これは子宮の内膜が厚くなる状態で、月経やおりものの量が増えたり、月経が長引いたり、月経時以外に出血が見られたりします。このような症状があれば婦人科で診察を受けてください。

血縁に子宮体がん・卵巣がん・乳がん・大腸がんの方がいたり、高脂血症・高血圧・糖尿病・肥満の方、妊娠経験の無い方は、そうでない方に比べて子宮体がんになりやすいといわれていますので、症状が無くても年に1回子宮体部のチェック(超音波検査や細胞診)を受けることが望ましいと思われます。

卵巣がん

卵巣は、子宮の両脇にあり、女性ホルモンを分泌している臓器です。卵巣がんの多くは、卵巣を覆う細胞に発生します。主に40~50歳と80歳以上に多くみられます。
初期の自覚症状がないため、発見が難しく、腹痛やおなかの張りといった症状が出て婦人科に来られた時には卵巣の外にまでがんが拡がった状態であるということがしばしばであるというのが現状です。

身内に子宮体がん・卵巣がん・乳がん・大腸がんになった方がいる、妊娠経験の無い方は、そうでない方に比べて卵巣がんになりやすいといわれていますので、年に1度検査を受けられることをお勧めいたします。また、良性の卵巣腫瘍がある方は、無い方よりは卵巣がんになりやすいという報告もありますので、婦人科で経過観察を受けられることをお勧めします。

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